Forbes が 2025 年における世界で最も稼ぐアスリート TOP 10 を発表
日本人からは大谷翔平がランクイン

アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』が、2025年における世界で最も稼ぐアスリート TOP10を発表した。
今年のリストのトップに立ったのは、アル・ナスルFCに所属し今もなお現役のサッカー選手として活躍するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だ。彼は、年間約2億7,500万ドル、日本円にして約426億2,500万円を稼ぎ、そのうち5,000万ドル(約77億5,000万円)は、広告やビジネスからのオフフィールド収入。スポーツ選手としてのストイックさやサッカーに向き合う姿勢はもちろん、そのスタイル美やスター性が、強力な広告収益を生み出していることだろう。次いで2位には、NBA屈指のシューター ステフィン・カリー(Stephen Curry)がランクイン。3月には、NBA選手として初めて通算4,000本の3ポイントシュートを達成するなど、NBAにおけるいちレジェンドとして数えられる。そんな彼の収入は、約1億5,600万ドル(約241億8,000万円)。続く3位には、元WBC世界ヘビー級のタイソン・フューリー(Tyson Fury)、4位にはNFL選手のダック・プレスコット(Dak Prescott)、5位は世界最高峰のサッカー選手であるリオネル・メッシ(Lionel Messi)、6位に史上最高のバスケットボール選手の1人とされるレブロン・ジェームズ(LeBron James)、7位にはドミニカ共和国の野球選手 フアン・ソト(Juan Soto)、8位には2021~22年シーズンにバロンドールを受賞したカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)などと続き、NBA、NFL、ボクシング、MLSといったジャンルを横断するような顔ぶれとなった。なお9位には、日本人からロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平がランクイン。
ここまでのランキングを見ると、競技での活躍はもちろんのことだが、個人としてのブランド構築力を持っているアスリートが並んでいるように感じられる。SNSでの発信力、D2Cビジネスの立ち上げ、グローバルブランドとの戦略的なパートナーシップなど、多岐にわたる活動が必要不可欠。現代のアスリートは、スポーツ選手という枠組みにとらわれず、ビジネスパーソンとして、カルチャーを牽引する1人としてクロスオーバーしていく時代なのではないだろうか。そういったことを踏まえると、ここに並ぶ面々はまさに“時代の顔”と呼ぶに相応しい。
1. クリスティアーノ・ロナウド – 2億7,500万ドル(約426億2,500万円)
2. ステフィン・カリー – 1億5,600万ドル(約241億8,000万円)
3. タイソン・フューリー – 1億4,600万ドル(約226億3,000万円)
4. ダック・プレスコット – 1億3,700万ドル(約198億5,000万円)
5. リオネル・メッシ – 1億3,500万ドル(約196億1,200万円)
6. レブロン・ジェームズ – 1億3,380万ドル(約193億8,600万円)
7. フアン・ソト – 1億1,400万ドル(約165億2,600万円)
8. カリム・ベンゼマ – 1億400万ドル(約150億8,100万円)
9. 大谷翔平 – 1億250万ドル(約148億6,300万円)
10. ケビン・デュラント – 1億140万ドル(約147億1,500万円)