Duran Lantink 2025秋冬コレクション
挑発的なデザインと共に人工の胸(おっぱい)を大胆に披露





















































型破りなデザインで注目を集める〈Duran Lantink(デュラン ランティンク)〉が、自身の名前にアレンジを加えた“Duranimals”をテーマに、野生動物を模したルックをパリ・ファッションウィークにて発表した。
デュラン・ランティンク(Duran Lantink)は、2016年にブランド〈Duran Lantink〉を立ち上げ、その3年後の2019年には「LVMH Prize(LVMH プライズ)」のセミファイナリストにノミネートされた経験を持つ。新しい生地を使って服を作るのでなく、既存のものを大切に着こなすために、古着やリサイクル生地を多く扱っている。サステナビリティを常に意識し、さらなる発展を遂げた。2024年のLVMHプライズで、カール・ラガーフェルド プライズを受賞した若手オランダ人デザイナーだ。
今回のショーは、ラグジュアリーブランドのファッションショーやイベントなどの空間演出を手掛ける制作会社「Bureau Betak(ビューロー・ベタック)」と協力しオフィスを会場として使用。日常を連想される会場で非日常的なルックを着用したモデルがランウェイを歩き始めた。
男性の上半身の皮膚のようなルックを纏ったモデルが登場し、パイソン柄のドレスやゼブラ柄のタイツ、牛原やヒョウ柄のジャケットなど大胆なアニマルプリントを強調したデザインが異世界へと誘う。これまでのコレクションの特徴であったボリューミーに膨らんだバブルルックとは対照的に、スタイリッシュでありながらも遊び心が垣間見れるジャケットやトップスをアピールした。”ベアバックジーンズ”は、お尻の部分を切り取った独創的なデザインで「アメリカの西部開拓時代の未来」の美学を再定義。そして、女性の上半身のようなルックを著用した最後のルックがお披露目され、会場は驚きに包まれた。
ブランド:Duran Lantink
シーズン:2025年秋冬
日付:2025年3月9日(現地時間)